サマーカットのメリット・デメリット

港区南麻布にある動物病院、The vet南麻布動物病院のブログページです

暑い日が続きますね。

全身を毛に覆われたワンちゃんにとっては、夏は熱中症の危険があったり、過ごしにくい季節ですよね。当サロンでも、ワンちゃんが少しでも夏を快適に過ごせるようにと、サマーカットをする飼い主さんが増えています。

今回は、サマーカットのメリット、デメリットについてお話します!

目次

サマーカットのメリット

○暑さ対策

毛を短くカットすることで風通しが良くなり、ある程度熱を逃がすことができます。

○お手入れが楽になる

毛が短くなると、毛玉ができにくくブラッシング等のお手入れがしやすくなり、身体を清潔に保つことができます。

○見た目がかわいい

被毛を短くカットし、夏らしく涼しそうな見た目は、飼主様も嬉しくなること間違い無しです♪おでかけが楽しくなりますね!

○皮膚病の予防になる

被毛が短いと、皮膚の異常を見つけやすくなります。通気性もいいので皮膚が蒸れにくくなります。

また皮膚病治療中で薬浴が必要な子には、お家でのシャンプーがしやすかったり乾かしの時間短縮にもなります。

サマーカットのデメリット

○熱中症の危険が高まる

毛を短くしすぎると直射日光の影響を強く受け、かえって熱中症の危険が高くなることがあります。

○紫外線を受けやすくなる

皮膚が見えるくらい短くしてしまうと、紫外線を受けやすくなり、日焼けによって皮膚が黒くなったり皮膚炎を起こしてしまうことがあります。

○短くした部分の毛が伸びなくなる、毛質が変わる

これは犬種によってです。一度サマーカットにしてしまうと、毛が伸びてこなかったりすることがあります。また、カットした部分の毛質が変わり、ゴワゴワした毛質になってしまう子もいます。

○カットした刺激により、皮膚トラブルが起こる

バリカンなどで短くカットしたことによる刺激で、皮膚が痒くなったり乾燥したりしてしまうことがあります。

まとめ

このようにサマーカットにはメリットもデメリットもありますので、犬種や体質によって向き不向きがあります。

サマーカットを行う場合は、どの位短くするか、どの部分をカットするか等注意し、ワンちゃんの負担にならないようにすることが大切です。

当サロンでも、その子に合ったスタイルをご提案させていただきますので、いつでもご相談下さい!

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この記事を書いた人

The vet 南麻布動物動物は、循環器専門家のいる犬・猫の動物病院です。日本獣医循環器学会の認定医が在籍。心臓の内科治療や心臓手術の数多くの治療実績がございます。セカンドオピニオンもお受けしていますのでお気軽にご相談下さい。動物健康診断センターとトリミングサロン、ペットホテルも併設しています。

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